あなたは人生80年として1週間はどれだけあるのか考えたことはありますか?
結論から言います。
答え 4000週間です。
もし90歳まで生きたとしても4700週間です。
そして人類最長寿といわれた人と同じ122歳でさえ
たったの6400週間しかないのです。
僕はこの本を読んだのです。
限りある時間の使い方 オリバー・バークマン著 高橋璃子翻訳 ←気になってみた人はこちらからクリック
僕がこの著書を読んで大切に思った3つのポイントを紹介します。
1.時間を効率的に過ごすことばかりに心が奪われていること
現在、様々な著書が出ていて仕事がはかどる効率的仕事術!
みたいな本がたくさんあると思います。
しかし、そこが私たちを苦しめているのでもあります。
確かに効率化が進むことによりたくさんのことが処理できる。
言い換えると早く仕事をこなしてもまた新たな仕事、やることが待っているだけだということ。
永遠と仕事が途切れることがないということ。次々と次のタスクが入ってくる。これは自分の中でも抱え込める容量は決まっています。
効率化=どんどん大変になるということ。仕事がなくなることなんてないのです。これが私たちを苦しめていることの1つです。
2.全部できるという幻想を捨てて目標を5つに絞ること
あれこれやるということを詰め込むのではない。
今まで忙しさに忘れてしまってた本当のことは達成したいと思っていたこと、ずっとやりたいと思いつつ尻込みしていたこと、ずっと先延ばしにしてしまったことありませんか?
ここでまずあなたにやってみてほしいことあります。
人生で達成したい目標を25個くらい書いてみてください。
ここで書き出した25個のうち実際に取り組めるのは
上位5つくらいといわれています。
その目標が達成できるまで他の目標には手をつけないこと。
その中の1つがクリアできたら6個目の目標を繰り上げるのです。
3.完璧主義を捨てて動き出そう
完璧主義もまた大きな先延ばしの原因となります。
例をあげると、
ここにあなたが何かに作品を作っています。
「とにかく完璧な100点の状態なってから作品を公開しよう」
と思っていたら死ぬまで行動できないということ。
こだわりすぎて一生作業が終わることがないということ。
準備段階で先に進まないのです。
大事なのは時間制限を決めてその時間内でできるところまで準備したら勇気を持って行動することです。
その時間内でできることをやる。自分で決めるとどうしても先延ばしになるという人は時間に決めてもらうこと。
決めた時間がきたら動き出すのです。
まとめ
- 人生80年と考えたときに4000週間しかないこと。
- 効率化を進めることにより途切れることなく仕事が訪れ大変な状況には変わらないこと
- 実際に目標を決めたとしても同時進行でできるのは5つまで
- 完璧主義にこだわると次に進む行動ができないこと
この本は忙しくて時間がない!とか改めて今の自分の状況を振り返りたい人、今後自分に残された時間を大切に使いたい人に読んでもらいたいです。
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